ニキビ治療

診療ガイドラインに基づくニキビ治療ガイド

ニキビ治療

ニキビ(尋常性ざ瘡)は診療ガイドラインが整備された疾患で、2024年の米国皮膚科学会(AAD)ガイドラインが強く推奨しているのは外用薬と内服薬です。ケミカルピーリング、レーザー・光治療、マイクロニードリングは「推奨を作成するにはエビデンスが不十分」と判断された区分にあります。これは「効果がない」という結論ではなく、判断できるだけの研究が揃っていないという意味です。

公開日 更新日 医学監修 キム・ドクハ
疾患としての位置づけ
2024年AADガイドライン:エビデンスに基づく推奨18項目+グッドプラクティス5項目
強い推奨
過酸化ベンゾイル、外用レチノイド、外用抗菌薬、経口ドキシサイクリン
機器施術の扱い
ピーリング・レーザー/光治療・マイクロニードリングは推奨作成にエビデンス不十分
1726nm機器の認可範囲
510(k)(実質的同等性)/対象は炎症性ざ瘡、面皰主体は対象外

ニキビは美容の悩みですか、診療ガイドラインのある疾患ですか?

ニキビは疾患であり、皮膚科学会が診療ガイドラインを公表しています。米国皮膚科学会(AAD)は2024年に改訂版のニキビ管理ガイドラインを発表し、エビデンスに基づく推奨18項目とグッドプラクティス5項目の中で、外用療法、全身性抗菌薬、ホルモン療法、経口イソトレチノイン、そして処置・機器施術までを一つの枠組みで扱っています。つまり最初の問いは「どの機器を予約するか」ではありません。ガイドラインが何をどこまで判断したのか、その確信度はどれくらいかを先に見る——薬と機器とでは、その答えが大きく違うからです。

ニキビ治療のカウンセリング計画を表現した抽象的な編集ビジュアル
出典: Abijou editorial visualization (AI-generated)説明用のAI生成イラストであり、実際の患者様の写真ではありません。

出典: AAD acne management guidelines 2024 (JAAD 2024;90(5):1006.e1-30)AAD — updated guidelines for acne management

ガイドラインが最も強く推奨しているのは何ですか?

機器施術ではなく薬物治療です。2024年ガイドラインは、過酸化ベンゾイル、外用レチノイド、外用抗菌薬、経口ドキシサイクリンに強い推奨を与えています。経口イソトレチノインは、重症例、瘢痕や心理社会的負担を伴う例、標準的な外用・内服治療で改善しなかった例に対して強く推奨されています。強い推奨がついているのはすべて薬であり、いずれも数週間から数か月にわたって毎日使う・飲むものです。ガイドラインに沿ったニキビ治療の入り口が、施術予約ではなく処方になる理由はここにあります。

出典: AAD acne management guidelines 2024 (JAAD 2024;90(5):1006.e1-30)AAD — updated guidelines for acne management

レーザーや光治療はガイドラインのどこに置かれていますか?

推奨の外側です。ガイドラインは、ケミカルピーリング、レーザー・光治療機器、マイクロニードリングといった処置について「推奨を作成するにはエビデンスが不十分だった」と明記しています。「エビデンス不十分」は、推奨する・推奨しないとは別の第三の区分です。研究が少ない、規模が小さい、結果が一致しない——そのためパネルがどちらの立場も取れなかったという意味になります。なお、否定方向で明示された処置の判断は限定的なものが一つだけあります。アダパレン0.3%ゲルに広帯域光(IPL)を追加することに対する条件付きの反対推奨です。

出典: AAD acne management guidelines 2024 (JAAD 2024;90(5):1006.e1-30)AAD — updated guidelines for acne management

光治療やPDTのエビデンスはどの程度ですか?

確実性は低く、その理由は「効果が否定された」ことではなく試験の規模とばらつきにあります。光治療に関するコクランレビューはランダム化比較試験71件・4,211人を統合していますが、試験1件あたりの参加者数の中央値は31人です。20%アミノレブリン酸+青色光によるPDTは、266人の検討で対照との差がほとんどないという結果で、確実性は低と評価されました。メチルアミノレブリン酸PDT+赤色光は3試験・360人を統合して確実性は中等度で、炎症性・非炎症性いずれの皮疹数でもプラセボと有意差なしでした。有害事象に関するエビデンスの確実性は「非常に低い」で、これは安全性が確認されたという意味ではなく、測定が不十分だという意味です。2024年のコクラン・オーバービュー(システマティックレビュー6件、臨床試験275件、40,910人)も同じ形の結論に達しており、「対象としたどの治療についても高い確実性のエビデンスは見つからなかった」と述べています。過酸化ベンゾイルでさえ確実性は非常に低いと評価されました。読み方は「効果がない」ではなく「まだ確立していない」です。

出典: Cochrane — Light therapies for acne (Barbaric et al.)Cochrane overview — Topical, light-based and complementary interventions for acne (2024)

1726nmのニキビレーザーは何について認可されていますか?

炎症性ざ瘡に対してであり、しかも米国では承認(PMA)ではなく510(k)の認可です。CuteraのAviClear Laser Systemは2022年3月24日にK213461として認可されました。1726nmのインジウムリン(InP)ダイオードレーザーで、予測装置(predicate)はCandela Smoothbeamの1450nmシステムです。Accure Laser Systemは2024年10月11日にK242035として「実質的同等(Substantially Equivalent)」の判断で認可され、処方箋使用、21 CFR 878.4810、プロダクトコードGEX、適応は「軽症から重症の炎症性尋常性ざ瘡の長期治療」と記載されています。ここから二つのことが導かれます。510(k)は既に流通している機器との実質的同等性の判断であり、独立した事前審査を経た承認ではないこと。そして適応は炎症性ざ瘡であり、炎症を伴わない面皰(黒ニキビ・白ニキビ)主体の状態はその範囲に含まれないことです。

出典: FDA 510(k) K242035 — Accure Laser System (2024-10-11)FDA 510(k) K213461 — AviClear Laser System (Cutera, 2022-03-24)

その認可の根拠となった試験からは何が分からないのですか?

普段併用しているはずの治療と切り離して、レーザー単独の効果を読み取ることができません。根拠となった試験の参加者は104人(うち103人が中等症〜重症)で、2〜5週間隔で3回の照射が行われました。3か月時点で炎症性皮疹が50%以上減少した割合は79.8%、1年時点で91.5%と報告されています。ただしこれは対照群を置かない単群試験の数値で、さらに併用薬を除外する設計でした。合意形成パネル自身が、この設計ゆえに実臨床におけるレーザー単独の寄与を解釈しにくいと明記しています。同じパネルは機器の位置づけもはっきり示しており、軽症や面皰主体ではAADガイドラインどおり外用薬を優先し、標準治療を3か月続けても炎症性の皮疹が残る場合にレーザーを検討する、としています。

出典: Consensus panel recommendations — contact-cooled 1726 nm laser for acneAAD acne management guidelines 2024 (JAAD 2024;90(5):1006.e1-30)

面皰圧出は治療として扱えますか?

ガイドラインは確立した治療としては扱っていません。AADが公表した2024年改訂の公式要旨では、面皰圧出(acne lesion extraction)はケミカルピーリング、レーザー・光治療機器、マイクロニードリングと同じ区分、すなわち「推奨を作成するにはエビデンスが不十分」な処置として挙げられています。これは有害だという判定でも禁止でもありません。治療の順序の中に位置づけるために必要な研究が、パネルの基準を満たす形では行われていないということです。したがって、院内での圧出を繰り返すこと自体を治療計画の中心に据える説明には、ガイドライン上の裏づけがありません。強い推奨がついている要素はあくまで薬物治療の側にあります。

出典: AAD — updated guidelines for acne management

イソトレチノイン内服中は施術を待つ必要がありますか?

すべてを待つ必要はなく、「一律に半年空ける」という古い運用は現在の検討結果と一致しません。2017年にJAMA Dermatologyで報告されたシステマティックレビューと専門家合意は、イソトレチノイン内服中の患者について、手動(マニュアル)ダーマブレーション、浅層ケミカルピーリング、皮膚外科手術、レーザー脱毛、フラクショナルのアブレイティブ/ノンアブレイティブレーザーを遅らせる根拠は不十分だとしました。一方で、機械的ダーマブレーションとフルアブレイティブ(全面剥離型)レーザーの2つは引き続き推奨されないとされています。著者らは、広く流布した6か月待機という慣行の出所を1980年代半ばの小規模な症例集積3件にまで遡って指摘しました。重要なのはこの二つのリストを区別することであり、相談を省いてよいという話ではありません。服用中の薬剤名と開始・終了の時期は、必ず正確に伝えてください。

出典: Spring LK et al., JAMA Dermatol 2017 — isotretinoin and timing of procedures

ニキビ痕は活動性のニキビと同じ問題ですか?

違います。対象が別であり、順序も決まっています。2024年のニキビ瘢痕管理に関する専門家合意は、瘢痕そのものの治療に入る前に活動性のニキビを治療することが不可欠だと述べています。萎縮性のニキビ瘢痕を対象にランダム化比較試験72件を統合したベイジアン・ネットワークメタアナリシスでは、上位にきた組み合わせが使う機器・プロトコル・評価項目は、活動性の炎症性皮疹に対するものとまったく異なっていました。つまり瘢痕治療は、ニキビ治療の上位版ではありません。どちらのエビデンスにも限界があります。前者はランダム化試験ではなく専門家の合意であり、後者は皮膚タイプ別の層別化がなく、追跡期間が短く、統合した試験間のばらつきも大きいという点です。

出典: Practical aspects of acne scar management — ASAP 2024 consensusAcne scar laser Bayesian network meta-analysis (Ann Transl Med 2022)

施術の効果は、コースが終わった後どのくらい続きますか?

このページの根拠となる資料の中で持続期間を示す唯一の数字は、1726nmレーザーのピボタル試験から出たもので、その数字にはそれ自体の限界が付いています。参加者の79.8%が3か月時点で炎症性皮疹の50%以上の減少に達し、1年時点ではその割合は91.5%まで上がりました。一見これは持続期間への答えに見えますが、この数字を報告している同じコンセンサスパネル自身が、この数字では分けられないものを指摘しています——この試験には対照群がなく、併用するニキビの薬も設計上除外されていたため、1年後のこの数字のうちどれだけがレーザーによるもので、どれだけがニキビ自体の自然経過やその間に記録されなかった製品使用によるものかを切り分けることができません。ガイドラインが実際に最も強く推奨している薬については、これに匹敵する長期的な数字は存在しません。効くしくみがそもそも違うからです——過酸化ベンゾイル、外用レチノイド、外用抗菌薬、経口イソトレチノインは数週間から数か月にわたって継続的に使うもので、結果を保っているのは「使い続けること」そのものであり、決まったスケジュールで効果が薄れていく一回の施術ではありません。ガイドラインがエビデンス不十分の区分に置いた処置——光線療法、ピーリング、マイクロニードリング、圧出——には、そもそも推奨できなかった理由と同じ理由で、持続期間のデータがまったくありません。試験が少なすぎる・規模が小さすぎる・結果が一致しなさすぎて、数字を出せなかったのです。したがって、改善がどれだけ続くかを実際に左右するのは、ここに挙げたどの数字とも別の要素です——処置の後も薬を続けるかどうか、外用薬をどれだけ一貫して使うか、追跡期間中に新しい皮疹ができるかどうかは、どのレーザーの承認試験とも関係なく独立に動きます。ここから続く相談時の確認事項は、クリニックが結果を語るときに何を指しているかです——対照群のない単群試験によるレーザーの1年後の数字なのか、それとも薬を毎日続けることを前提にした見込みなのか。両者は根拠がまったく異なる別の主張だからです。

出典: Consensus panel recommendations — contact-cooled 1726 nm laser for acneAAD acne management guidelines 2024 (JAAD 2024;90(5):1006.e1-30)AAD — updated guidelines for acne management

予約前のカウンセリングで何を決めておくべきですか?

機器を決める前に、診断と順序を先に確定させてください。自分のニキビが炎症性と判断されているのか、面皰主体と判断されているのかを確認します——レーザーの認可範囲は炎症性ざ瘡に限られているためです。ガイドラインが推奨する薬をどれだけの強さで、どのくらいの期間使ったのかも確認します。合意形成パネルはレーザーを標準治療3か月の「後」に置いているからです。さらに、その機器が治療を受ける国でどのように登録されているか、来院が必要な施術は何回・どのくらいの期間にわたるか、そして帰国後に外用・内服をどう継続するかを決めておきます。処方の受け渡し方法、次の診察を日本のどこで受けるか、経過を誰がどう確認するかまで含めて話しておくと、渡航後に計画が途切れません。瘢痕も気になる場合は、活動性のニキビが落ち着いた後の別計画として立ててもらってください。

出典: AAD acne management guidelines 2024 (JAAD 2024;90(5):1006.e1-30)Consensus panel recommendations — contact-cooled 1726 nm laser for acnePractical aspects of acne scar management — ASAP 2024 consensus

薬・光治療・1726nmレーザー・圧出はそれぞれどこに位置しますか?

この表は4つの選択肢を「ガイドライン上の位置づけ」「根拠の確実性」「認可の範囲」で整理したものです。優劣の順位づけでも効果比較でもありません。各行の出典は方法論の異なる別々の文献であり、行同士を直接比べて良し悪しを決めることはできません。

薬・光治療・1726nmレーザー・圧出はそれぞれどこに位置しますか?
選択肢2024年AADガイドラインでの位置づけ引用したエビデンスの確実性認可の範囲と確認すること
外用薬・内服薬過酸化ベンゾイル、外用レチノイド、外用抗菌薬、経口ドキシサイクリンに強い推奨。経口イソトレチノインは重症例、瘢痕や心理社会的負担を伴う例、標準治療で改善しない例に強い推奨ガイドライン内で格付けされている一方、2024年のコクラン・オーバービュー(試験275件・40,910人)では対象としたどの治療にも高確実性のエビデンスはなく、過酸化ベンゾイルも確実性は非常に低いと評価各国の規則のもとで処方・管理される医薬品。帰国後に処方をどう継続するかを必ず確認する
光治療・PDT「推奨を作成するにはエビデンス不十分」の区分。アダパレン0.3%ゲルへの広帯域光(IPL)追加には条件付きの反対推奨ランダム化比較試験71件・4,211人、試験規模の中央値31人。ALA-PDT+青色光は確実性 低、MAL-PDT+赤色光は確実性 中等度でプラセボと有意差なし。有害事象のエビデンスは非常に低い確実性光源・プロトコル・光感受性物質の有無は施設ごとに異なる。使用する光源、照射プロトコル、外用する薬剤の有無を確認する
1726nmレーザー個別の推奨はない。検討した合意形成パネル自身が、外用薬を先に置き、標準治療3か月後も炎症性皮疹が残る場合に検討するとしている根拠は単群試験(104人、対照群なし、併用薬を除外する設計)。実臨床におけるレーザー単独の寄与はこの設計からは読み取れない米国510(k)=実質的同等性の判断であり承認ではない。AviClear K213461(2022年)、Accure K242035(2024年・処方箋使用)。いずれも対象は炎症性尋常性ざ瘡で面皰主体は範囲外。治療を受ける国での登録状況を確認する
面皰圧出・院内でのケアAADの公式要旨では、ピーリング・レーザー/光治療機器・マイクロニードリングと同じ「エビデンス不十分」の区分に挙げられている推奨自体が作成されていないため確実性の格付けもない。使えるエビデンスがないことは、有効の証明でも有害の証明でもない機器として規制上の適応が定められているものではない。誰が行うのか、処方治療の補助として説明されているのか、それ自体が治療計画とされているのかを確認する

「推奨を作成するにはエビデンス不十分」は不確実性を示す判断であり、その処置が無効だと判定したものではありません。同様に510(k)は規制上の同等性判断であって、他の治療より優れていることの証明ではありません。この表は対面での診断に代わるものではありません。

出典: AAD acne management guidelines 2024 (JAAD 2024;90(5):1006.e1-30)AAD — updated guidelines for acne managementCochrane — Light therapies for acne (Barbaric et al.)Cochrane overview — Topical, light-based and complementary interventions for acne (2024)FDA 510(k) K242035 — Accure Laser System (2024-10-11)FDA 510(k) K213461 — AviClear Laser System (Cutera, 2022-03-24)Consensus panel recommendations — contact-cooled 1726 nm laser for acne

アビジューの診療体制

診察と施術は選択した院の医療チームが担当します。ここでは本ガイドから案内する3院の代表医師を掲載しています。当日の担当医は各院へご確認ください。

キム・ドクハ 江南店 代表院長

江南店 代表院長

キム・ドクハ

お客様との信頼を守ってきた確かな信念と原則で、これから守っていくべき100年も変わらず歩んでまいります。

ユン・チョルス 明洞店 代表院長

明洞店 代表院長

ユン・チョルス

最後の瞬間まで、お客様のお気持ちを考えながら施術いたします。

キム・ジェウク 弘大店 代表院長

弘大店 代表院長

キム・ジェウク

小さな変化も見逃さない繊細さで、最善を尽くしてまいります。

各院の医療チーム情報であり、本記事の医学監修者表示ではありません。

よくあるご質問

「炎症性ざ瘡」とは何を指しますか?

赤く盛り上がった皮疹、つまり丘疹・膿疱・結節を指し、炎症を伴わない面皰(黒ニキビ・白ニキビ)主体の状態とは区別されます。この言い分けが重要なのは、1726nmのニキビレーザーに対する米国の認可文言が「炎症性尋常性ざ瘡」と書かれているためです(AviClear K213461=2022年、Accure K242035=2024年、適応は軽症から重症の炎症性尋常性ざ瘡の長期治療)。面皰主体の状態はこの適応の範囲外です。「ニキビ用」と紹介されている機器が、自分のニキビのタイプについて認可されているとは限りません。

ガイドラインの「エビデンス不十分」はどう受け取ればよいですか?

パネルがどちらの立場も取れなかった、という意味です。推奨する・推奨しないとは別の結論だと理解してください。2024年AADガイドラインにはエビデンスに基づく推奨18項目とグッドプラクティス5項目がありますが、ケミカルピーリング、レーザー・光治療機器、マイクロニードリングは推奨を作成できるだけの根拠がなく、いずれの推奨も付いていません。一方で否定方向の判断が一つだけ明示されており、それはアダパレン0.3%ゲルに広帯域光(IPL)を追加することへの条件付き反対推奨です。「不十分」を「効果がない」と読むのは行き過ぎで、「推奨されている」と読むのは逆です。

1726nmレーザーはどう作用するとされ、公的記録からは何が確認できますか?

公的記録から確認できるのは波長・照射方式・認可された適応であって、個々の人での作用機序が証明されているわけではありません。AviClearは1726nmのインジウムリン(InP)ダイオードレーザーとして2022年に認可され、予測装置は1450nmのCandela Smoothbeamと記録されています。合意形成論文はコンタクト冷却を伴う1726nm照射として記述しています。これらの文書から読み取れないのは、観察された変化のうちどれだけがレーザー単独によるものかという点です。根拠となった試験は対照群を置かず、併用薬を除外する設計だったためで、パネル自身がこれを解釈上の限界として挙げています。

薬と機器、エビデンスがはっきりしているのはどちらですか?

ガイドラインが立場を明示している度合いでは薬です。2024年AADガイドラインで強い推奨が付いているのは過酸化ベンゾイル、外用レチノイド、外用抗菌薬、経口ドキシサイクリンであり、ケミカルピーリング、レーザー・光治療機器、マイクロニードリングは推奨を作成できない区分に置かれています。ただし分野全体が盤石というわけでもありません。2024年のコクラン・オーバービュー(レビュー6件、試験275件、40,910人)は、対象としたどの治療にも高確実性のエビデンスはなく、過酸化ベンゾイルも確実性は非常に低いと評価しています。差があるのは「公式な推奨がどこまで作られているか」であって、一方が証明済みで他方が否定された、という構図ではありません。

光治療・PDTと1726nmレーザーは同じ括りですか?

いいえ。根拠の性質も規制上の記録も異なります。光治療・PDTはランダム化比較試験71件・4,211人という蓄積がある一方、試験規模の中央値は31人で、MAL-PDT+赤色光の統合結果(360人、確実性 中等度)は皮疹数でプラセボと有意差なしでした。1726nm機器の記録はより新しく限定的で、炎症性尋常性ざ瘡と記載された510(k)認可と、104人の単群試験(対照群なし)が根拠です。どちらの記録も、両者を同じものとして扱うことを支持しませんし、どちらかを第一選択に置くことも支持しません。

今あるニキビよりニキビ痕を治したいのですが、同じ治療ですか?

いいえ。それは瘢痕治療であり、別に、そして後から計画するものです。2024年の専門家合意は、瘢痕そのものの治療に入る前に活動性のニキビを治療することが不可欠だと述べています。萎縮性のニキビ瘢痕を対象としたランダム化比較試験72件のベイジアン・ネットワークメタアナリシスでも、使われる機器・プロトコル・評価項目は活動性皮疹に対するものと完全に異なります。なおこの解析には、皮膚タイプ別の層別化がない、追跡期間が短い、試験間のばらつきが大きいという限界があり、個人の結果を示すものではありません。瘢痕の計画は、ニキビの計画とは別立てで提示してもらってください。

痛みやダウンタイムはどの程度ですか?

このページで用いた出典には疼痛スコアや回復期間の数値が報告されていないため、ここで具体的な数字を挙げることはできません。一方で有害事象については、コクランレビューが光治療の有害事象に関するエビデンスの確実性を「非常に低い」と評価しています。これは有害事象が少ないと確認されたのではなく、測定が不十分だという意味です。実際に使用する機器と設定で何が想定されるか、どのくらいの割合でどんな反応が報告されているか、渡航日程に収まるかを、施術するクリニックに直接確認してください。「痛みはない」「ダウンタイムはない」という断定は、公表された裏づけのない表現です。

施術後、どんな症状が出たら連絡しますか?

このチェックリストは一般的な施術後の安全確認事項であり、本ページで引用した研究の結論ではありません。水ぶくれ、やけどが疑われる変化、治まらずに強くなる痛み、排液や膿、広がる赤みや熱感、発熱、治らないかさぶた、周囲の皮膚より明らかに色が濃くなる・薄くなる部位があれば、速やかにクリニックへ連絡してください。呼吸困難、失神、唇・口・舌・喉の急な腫れは救急対応が必要です。帰国前に、海外からの連絡方法と、帰国後に写真で経過を確認する担当者を確認しておいてください。

短期の滞在中に一連の施術を終えられますか?

試験で行われた形では終えられません。根拠となった1726nmの試験は2〜5週間隔で3回照射しており、この一連の流れはおよそ1か月半〜3か月にわたります。報告された評価時点も3か月と1年です。さらに、ガイドラインで強い推奨が付いている外用薬・内服薬は、クリニックで受けるものではなく自宅で毎日・数週間以上続けるものです。対面でなければできない部分を軸に日程を組み、帰国後に処方をどう継続するかを出発前に決めておいてください。

薬を使わない機器施術のほうが安全ではないですか?

現時点のエビデンスからはそうは言えません。光治療について、コクランレビューは有害事象のエビデンスの確実性を「非常に低い」と評価しています——少ないと確認されたのではなく、記録が乏しいということです。一方、強い推奨が付いている選択肢は臨床の管理下で処方される医薬品であり、重症例・瘢痕を伴う例・標準治療で改善しない例に強く推奨される経口イソトレチノインも、医師が判断し経過を管理する処方です。「薬を使わない=リスクが少ない」と考えるのではなく、それぞれについて何が分かっているかを比べてください。

外用レチノイドや抗菌薬は、照射の前に中止する必要がありますか?

本ページで引用した出典にそのような規定はありません。よくある誤読を一つ挙げておきます。根拠となった1726nmの試験は併用薬を除外していますが、これは機器単独の効果を切り出すための試験設計上の条件であって、患者への臨床指示ではありません。合意形成パネルはむしろ、この除外こそが実臨床でのレーザー単独の寄与を解釈しにくくしている理由だと述べています。照射前後で何かを休むかどうかは、現在の処方内容を把握している医師の判断です。日本で処方されているものも含め、薬剤名・強さ・開始時期を持参してください。

米国の認可は、韓国や日本での承認と同じ意味ですか?

いいえ。ここで扱っている米国の記録は510(k)認可、すなわち既に米国で合法的に流通している機器との実質的同等性の判断であり、適用範囲は米国内に限られます。AviClearは2022年3月にK213461として、Accureは2024年10月にK242035として、処方箋使用・21 CFR 878.4810・プロダクトコードGEXで認可されました。登録の区分、使用できる表現、認められる適応は国ごとに決まるため、米国の番号は韓国や日本での状況を何も保証しません。使用する機種名と、その国での登録状況をクリニックに確認してください。

クリニックごとの見積もりはどう比べればよいですか?

金額の前に、見積もりに含まれる内容をそろえてください。まず、その計画が薬物治療中心なのか機器施術中心なのかを確認します——この二つは別の商品です。次に、来院が必要な施術が何回・どの間隔で含まれるか、再診と再評価が見積もりに入っているか、処方薬は含まれるのか別会計か、そして瘢痕への施術がニキビの見積もりに紛れ込んでいないかを確認します。機器の回数券と処方中心の治療計画は別の問いへの答えであり、合計額だけを並べても比較にはなりません。

機器施術はどんな人に向いていますか?

機器名ではなく、対面の診察で決まります。出典から言えることは二つです。1726nmの認可文言は炎症性尋常性ざ瘡に限られていること。そしてこの機器を検討した合意形成パネル自身が、軽症・面皰主体ではAADガイドラインどおり外用薬を先に置き、標準治療を3か月続けても炎症性の皮疹が残る場合にレーザーを検討するとしていることです。重症例、瘢痕や心理社会的負担を伴う例、標準治療で改善しない例について、ガイドラインが強く推奨しているのは経口イソトレチノインであり、これは施術の予約ではなく処方の判断になります。これまでの治療歴、服用中の薬、渡航日程をまとめて伝えてください。

アビジュクリニックの診療の考え方

2006年に江南で始まり、現在は全国17院まで広がりました。スローガンは「日常に溶け込む肌の変化」です。一度に大きく変えることよりも、生活に無理なく続けられるケアを基準にしています。

  • 全店舗合計で専門医療スタッフ約1,000名・安全認証を受けた正規品医療機器350台
  • 正規品・定量のみを使用します — 状態を見て、必要な範囲だけをお受けいただけます
  • 価格は各店舗で公開されている公式の価格表をそのままご案内します

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  • 施術別の価格が店舗ごとに公式予約センターに公開されています
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