リフテラ(LIFTERA)

集束超音波機器ガイド

リフテラ(LIFTERA)

リフテラは韓国のASTERASYSが製造する集束超音波(HIFU)機器のシリーズです。韓国で公開されているLIFTERA-Aの使用目的は、集束超音波で組織を凝固させて眉のリフティングを行う機器という内容で、メニューによく書かれる「顔全体のリフティング」より狭い範囲です。

公開日 更新日 医学監修 キム・ドクハ
製造元
ASTERASYS Co., Ltd.(韓国)
エネルギー
集束超音波(HIFU)/製造元表記はTDTを併記
カートリッジ
4MHz・4.5mm/7MHz・1.5mm/7MHz・3.0mm
韓国での使用目的
組織を凝固させて眉のリフティングを行う機器

リフテラはどこが作っている、どんな機器ですか?

韓国のASTERASYS Co., Ltd.が製造する機器シリーズです。製造元は高密度集束超音波(HIFU)のプラットフォームとして紹介し、独自表記のTDTを併記しています。同じシリーズ内に複数の機種名があります。資料に見られるCLASS IIaの表記は製造元自身のラベリングであり、特定の国の規制当局がその等級で許可したという意味には読めません。

リフテラ(LIFTERA)のカウンセリング計画を表現した抽象的な編集ビジュアル
出典: Abijou editorial visualization (AI-generated)説明用のAI生成イラストであり、実際の患者様の写真ではありません。

出典: Asterasys — LIFTERA-V official product page

韓国で公開されている使用目的はどこまでですか?

ASTERASYSが韓国で公開しているLIFTERA-A(集束型超音波刺激システム)の使用目的は、集束超音波を用いて組織を凝固させ、眉のリフティングを行う機器という内容です。公開されている文面の範囲は眉のリフティングであり、顔全体のリフティング、フェイスラインの輪郭形成、首の引き締めはこの文面には書かれていません。メニューでそれらが示唆されている場合は、許可された適応ではなく医療機関側の施術設計として受け止め、その前提で説明を求めてください。

出典: Asterasys Korea — LIFTERA-A intended use

カートリッジの周波数と深度はどう対応していますか?

製造元は4MHzで焦点深度4.5mm、7MHzで1.5mm、7MHzで3.0mmのカートリッジを挙げています。周波数と焦点深度はカートリッジ側で組み合わさっているため、深度の選択はダイヤル操作ではなくカートリッジの選択になります。これはハードウェアが狙える深さの説明であり、どの程度の変化が出るかを示す数値ではありません。

出典: Asterasys — LIFTERA-V official product pageAsterasys — LIFTERA line cartridge specifications

米国での規制上の登録は確認できますか?

LIFTERAの名称での米国クリアランスは登録されていません。openFDAで検索すると、ASTERASYSのクリアランスは別製品(Coolfase、K250852)の1件が返るだけで、ある製品のクリアランスを別の機器の根拠として引用することはできません。美容目的の集束超音波刺激システムは米国では21 CFR 878.4590、製品コードOHVのクラスII特別規制の対象ですが、これは当該カテゴリーが通る手続きの説明であり、この機器がその手続きを通ったという意味ではありません。「FDA承認」「FDAクリアランス取得」という説明を受けた場合は、その根拠を確認してください。

出典: FDA — focused ultrasound stimulator system for aesthetic use, Class II special controls guidance

ショット数は何を数えた数字ですか?

ラインカートリッジの仕様では、照射線の長さが5.0〜25mm(5.0mm刻み)、間隔が1.5/1.8/2.0mm、照射速度は毎秒10ショットです。FDAの当該カテゴリー向け指針は、1ショットを10〜100msの照射でつくられる約1mm³の治療ゾーンとして説明しています。この2つを合わせると実務的な結論が出ます。線の長さや間隔を変えれば、同じ面積でも消費するショット数が変わるということです。数が多い見積もりは、範囲が広いのか、同じ範囲を細かい間隔で打つのか、数字だけでは区別できません。

出典: Asterasys — LIFTERA line cartridge specificationsFDA — focused ultrasound stimulator system for aesthetic use, Class II special controls guidance

海外サイトの仕様について製造元は何と告知していますか?

韓国のサイトは製品ページに入る際、海外サイトの内容は国内製品とは品目が異なる場合があり、韓国国内の広告審査・規制を受けないという趣旨の告知を表示します。これは製造元自身による告知です。したがって海外ページで見た仕様、適応、宣伝文を、韓国で受ける施術の説明の根拠として使うことはできません。医療機関が海外ページの資料を見せた場合は、目の前の機器と同じ品目かどうかを確認してください。

出典: Asterasys Korea — LIFTERA-A intended useAsterasys — LIFTERA-V official product page

HIFU全体の根拠と、この機器自体の根拠はどう違いますか?

2025年のAesthetic Surgery Journal誌の系統的レビューは2010年1月から2024年10月までを対象に、45件の臨床試験・コホートを収載しました。皮膚のたるみ指標で18〜30%の改善、有害事象は5%未満(多くは一過性の紅斑と浮腫)と報告し、エビデンスレベルは3、プロトコルの標準化不足と長期有効性の根拠の乏しさを著者自身が明記しています。これはHIFUというカテゴリー全体の話です。リフテラを対象とした研究ではありません。

出典: Aesthet Surg J 2025;45(7):690-698 — systematic review of HIFU

効果はどのくらい続きますか?

2025年の系統的レビューは2010年1月から2024年10月までの45件の臨床試験・コホートを対象に、皮膚のたるみ指標で18〜30%の改善を報告していますが、著者自身がエビデンスレベルを3とし、プロトコルの標準化不足と長期有効性の根拠の乏しさを明記しています。これはHIFUというカテゴリー全体の話であり、リフテラ単独の試験やレビューはPubMedで見当たりません。本ページの資料からわかるのは、カートリッジと周波数、焦点深度の組み合わせで超音波が届く層が決まるということ、そして同じブランド名でも施術部位や設定は施術ごとに変わり得るということです。カウンセリングでは、そのレビューのエビデンスが実際にどのカートリッジ・設定を対象にしたものか、クリニックが公開されたプロトコルに沿っているのか独自の方針なのか、そして再施術の間隔をどんな根拠で決めているのかを尋ねてください。ここで挙げた出典のどれも、その間隔を定めていません。

出典: Aesthet Surg J 2025;45(7):690-698 — systematic review of HIFU

このカテゴリーではどんな有害事象が報告されていますか?

2025年のDermatologic Surgery誌のレビューは、19編・506例の文献に加えてFDAのMAUDEデータベースの106件を検討しています。公表文献では重篤な有害事象はまれでした。一方MAUDEでの報告頻度が高かったのは、脂肪萎縮、神経学的な後遺症(神経損傷、局所のしびれ、感覚異常、眼瞼下垂)、瘢痕です。MAUDEは製品コード単位で集計された自発報告であり、リフテラを含むどの単一機器の発生率にも換算できません。ただしどのような有害事象が報告されているかは確かに示しており、そこはカウンセリングで確認する価値があります。

出典: Dermatol Surg 2025;51(4):424-429 — HIFU adverse events, literature and FDA MAUDE

メニュー名と機種名はどう読み分けますか?

同じシリーズに複数の機種名があります。現行の製品ページはLIFTERA-V、このページが引用した韓国の使用目的の文面はLIFTERA-Aについて公開されたもので、確認できる資料が同じ機種を指すとは限りません。「HIFUリフティング」とだけ書かれたメニューは、機種もカートリッジも施術範囲も示していません。機種名、カートリッジ、施術部位、ショット数を書面で確認し、提案されている内容が許可された適応ではなく医療機関の施術設計として説明されているかも確認してください。

出典: Asterasys — LIFTERA-V official product pageAsterasys Korea — LIFTERA-A intended use

カウンセリングで確認しておくことは?

使用する機種とカートリッジ、その焦点深度を選ぶ理由、見積もりのショット数の裏にある線の長さと間隔、その数に含まれる部位、提案内容と公開されている使用目的との関係、施術者、想定される一時的な反応とアフターケア、帰国後の連絡方法を確認してください。服用中の薬、植込み型電子機器、過去のエネルギー施術・糸・フィラー、神経や感覚の症状、ケロイドや肥厚性瘢痕の傾向、妊娠・授乳の有無を申告し、そのうちどれが計画を変える要素になるかを聞いてください。

説明・出典・限界:この資料は何を裏づけますか?

引用した資料が述べていることと、しばしばそこから読み取られがちなことを分けて並べました。機器の優劣表ではなく、相談用の整理表です。

説明・出典・限界:この資料は何を裏づけますか?
比較の観点引用資料が述べていること裏づけられないこと見積もり比較前の確認事項
公開された使用目的LIFTERA-Aの韓国での使用目的は、集束超音波で組織を凝固させて眉のリフティングを行うという内容顔全体のリフティングを適応として示す記載はない提案されている部位と、それが適応の説明か医療機関の施術設計かの区別
米国での登録美容目的の集束超音波刺激システムは21 CFR 878.4590、製品コードOHV、クラスII特別規制の対象LIFTERA名義のクリアランスはなく、ASTERASYSの別製品のクリアランスはこの機器のものではない見積書や説明で「FDA承認」「FDAクリアランス」と書かれていないこと
臨床的な根拠2025年の系統的レビューはHIFU全体を対象に45件を収載、エビデンスレベル3、プロトコル標準化は不十分リフテラ単独の試験やレビューはPubMedで見当たらない提示された説明がこの機器の話か、HIFU全般の話か
ショット数ラインカートリッジは照射線5.0〜25mm(5.0mm刻み)、間隔1.5/1.8/2.0mm、毎秒10ショットショット数だけでは施術範囲も深度も出力も決まらない数字の裏にある線の長さ、間隔、カートリッジ、対象部位
海外仕様の扱い製造元は、海外サイトの内容は国内製品と品目が異なる場合があり韓国の広告規制を受けないと告知している海外ページの内容を韓国で受ける施術の説明の根拠にはできない見せられた資料が実際に使う機器のものかどうか

この表は他社機器との効果比較ではありません。引用した資料はどちらの方向であれ、そうした比較を裏づけるものではありません。

アビジューの診療体制

診察と施術は選択した院の医療チームが担当します。ここでは本ガイドから案内する3院の代表医師を掲載しています。当日の担当医は各院へご確認ください。

キム・ドクハ 江南店 代表院長

江南店 代表院長

キム・ドクハ

お客様との信頼を守ってきた確かな信念と原則で、これから守っていくべき100年も変わらず歩んでまいります。

ユン・チョルス 明洞店 代表院長

明洞店 代表院長

ユン・チョルス

最後の瞬間まで、お客様のお気持ちを考えながら施術いたします。

キム・ジェウク 弘大店 代表院長

弘大店 代表院長

キム・ジェウク

小さな変化も見逃さない繊細さで、最善を尽くしてまいります。

各院の医療チーム情報であり、本記事の医学監修者表示ではありません。

よくあるご質問

リフテラは「HIFUリフティング」というメニュー名と同じ意味ですか?

同じではありません。リフテラは韓国ASTERASYS社の特定の機器シリーズ名で、「HIFUリフティング」は複数メーカーの機器が含まれるカテゴリー名です。予約時にこの区別が効いてくるのは、カテゴリー名だけではカートリッジも焦点深度も施術範囲も分からないからです。見積書に機器シリーズと機種名を書いてもらい、どの部位にどのカートリッジを使うのかを合わせて確認してください。

LIFTERA-AとLIFTERA-Vの違いは何ですか?

同じシリーズ内の機種名の違いで、上位・下位のグレード表示ではありません。現行の製品ページはLIFTERA-V、このページが引用した韓国での使用目的の文面はLIFTERA-Aについて公開されたもので、確認できる資料が必ずしも同じ機種を指しているとは限りません。医療機関にはどの機種を導入しているかを確認し、ある機種の資料が別の機種の説明になると考えないでください。

4MHzと7MHzでは何が変わりますか?

周波数はカートリッジ側で焦点深度と組み合わさっており、製造元は4MHzで4.5mm、7MHzで1.5mm、7MHzで3.0mmを挙げています。つまり深度を選ぶことはカートリッジを選ぶことで、施術の途中で設定を変えるような操作とは違います。FDAの指針は1ショットを10〜100msの照射による約1mm³の治療ゾーンと説明していますが、これはエネルギーの届き方の説明であって、結果を示す数値ではありません。

顔全体のリフティングとして案内されましたが、韓国で公開された使用目的に含まれますか?

公開されている文面はそれより狭く、集束超音波で組織を凝固させて眉のリフティングを行う、という内容です。他の部位への施術は担当医の臨床判断であり、許可された適応ではなく医療機関の施術設計として説明されるべきものです。提案のうちどこまでが公開された使用目的の範囲で、どこからが施術設計なのかを言葉で示してもらい、その区別を見たうえで判断してください。

他社のHIFU機器と比べて、リフテラはどうなのですか?

公表された根拠という点では、比較できる材料が宣伝から想像するより少ないのが実情です。この機器について確認できる根拠はHIFUカテゴリー全体を対象にした系統的レビューであり、リフテラ単独を対象にした試験ではありません。他社機器には自社の研究を公表しているものも、していないものもあります。したがって実際に比較できるのは宣伝上の格付けではなく、各機器が持つ資料の有無です。その説明は機器固有の根拠か、HIFU全般の話かを、それぞれの医療機関に確認してください。

ショット数が同じなら同じ施術ですか?

同じとは限りません。ショット数は設定で変わる数字だからです。ラインカートリッジは照射線が5.0〜25mm(5.0mm刻み)、間隔が1.5/1.8/2.0mmで、同じ面積でも合計数は大きく変わります。数が多い見積もりは、範囲が広いのか、同じ範囲を細かい間隔で打つのか、線が短いのか、数字だけでは判別できません。線の長さ、間隔、カートリッジ、対象部位を並べてから比べてください。

痛みはどの程度ですか?

感じ方には個人差があり、カートリッジの深度や出力でも変わります。ここで引用した資料は、この機器固有の痛みの指標を公表していません。HIFUの系統的レビューは45件の試験・コホートで有害事象を5%未満、多くは一過性の紅斑と浮腫と報告していますが、これはカテゴリー全体の集計であって個人の予測値ではありません。つらい部位はその場で伝え、痛みの感じ方に合わせて出力とショット数をどう調整するかを事前に確認してください。

施術後の赤みはどのくらい続きますか?

期間を数字で示せる資料はこの機器についてはありません。HIFUの文献で記録が多い反応は一過性の紅斑と浮腫で、2025年の系統的レビューでは5%未満とされています。同レビューは機器別の回復期間を公表しておらず、研究間でプロトコルが標準化されていないことを著者が明記しているため、この機器の日数として引用することはできません。赤みが出る前提で予定を組み、実際の経過とアフターケアについては医療機関に確認してください。

何回、どのくらいの間隔で受けるものですか?

ここで引用した資料には、この機器の再施術間隔は公表されていません。回数と間隔は仕様ではなく臨床判断です。系統的レビューは45件の研究にわたってプロトコルの標準化不足と長期有効性の根拠の乏しさを指摘しており、これは決まった回数のパッケージを根拠のある計画として提示できない理由そのものです。提案された間隔の根拠と、次回までに何を再評価するのかを確認してください。

重い有害事象としては何が報告されていますか?

Dermatologic Surgery誌のレビューでは、FDAのMAUDEデータベースで報告頻度が高かったのは脂肪萎縮、神経学的後遺症(神経損傷、局所のしびれ、感覚異常、眼瞼下垂)、瘢痕でした。同レビューが検討した19編・506例の公表文献では、重篤な事象はまれでした。MAUDEは製品コード単位の自発報告なので、リフテラを含む個別機器の発生率には換算できません。それでも確認すべき項目は示しており、施術後のしびれ、感覚の変化、まぶたの下がりは速やかに医療機関へ連絡してください。

事前に申告すべきことは何ですか?

服用中の薬、植込み型電子機器、施術部位への過去のエネルギー施術・糸・フィラー、神経や感覚の症状、ケロイドや肥厚性瘢痕の傾向、妊娠・授乳の有無を申告してください。ここで引用した資料は、この機器の患者向け禁忌一覧を公表していません。だからこそ印刷された一覧ではなく、カウンセリングでの申告がその役割を担います。申告した項目のどれが計画やカートリッジの選択、施術部位を変える要素になるのかを医師に聞いてください。

リフテラはFDA承認を受けていますか?

受けていません。LIFTERAの名称での米国クリアランスはなく、「FDA承認」「FDAクリアランス取得」という表現は使えません。openFDAで返るASTERASYSのクリアランスは別製品のもので、この機器に転用できません。米国では美容目的の集束超音波刺激システムが21 CFR 878.4590、製品コードOHV、クラスII特別規制の対象ですが、これはカテゴリーの説明でこの機器の状態ではありません。製造元資料のCLASS IIa表記は製造元自身のラベリングで、特定の当局の判断ではなく、韓国で公開された使用目的は眉のリフティングです。

2軒の見積もりはどう比べればよいですか?

金額を見る前に、数字を動かす条件を並べてください。機種名、カートリッジの周波数と深度、施術部位、線の長さと間隔、総ショット数とその内訳、施術者、再診やアフターケアが含まれるかどうかです。線の長さと間隔によって同じ面積でも消費するショット数が変わるため、それらが書面になって初めて比較が成立します。読める言語で書いてもらってください。

自分の希望に合う施術かどうかは、どう判断しますか?

希望している変化と、資料が裏づける範囲との差から考えるのが確実です。韓国で公開された使用目的は眉のリフティングで、有効性の根拠はカテゴリー単位・エビデンスレベル3・プロトコル標準化不足・長期データ不足という状態にあり、この機器単独の研究は確認できていません。特定の変化を求めている場合は、提案の根拠、どの評価に基づくのか、他にどんな選択肢を検討したのかを医師に聞き、結果を断定する説明には距離を置いてください。

アビジュクリニックの診療の考え方

2006年に江南で始まり、現在は全国17院まで広がりました。スローガンは「日常に溶け込む肌の変化」です。一度に大きく変えることよりも、生活に無理なく続けられるケアを基準にしています。

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